■主力品種「ふじ」の収穫始まる
リンゴの主力品種であるふじの収穫が始まった。玉伸び、着色とも良好で農家は収穫の喜びを実感。ただつる割れが多いため「早めに収穫を終えないと…」と気を引き締めている。
黒石市にある県農林総研りんご試によると今年産ふじは玉伸びが極めて順調で、21日現在の肥大調査では平年比107%の9.2センチ(横径)。熟度は進み、有袋・無袋とも糖度、着色指数が平年を上回っている。
同市中十川の村岡嘉夫さんは好天に恵まれた25日から有袋ふじの収穫を始めた。津軽みらい農協の入庫開始に合わせての収穫始め。この日は応援を含めて6人で収穫作業を続けた。有袋独特のきれいな着色に「玉伸び、着色ともまあまあかなぁ」と満足そう。約2.5ヘクタールの収穫園地を持ち、ふじはほぼ7割。「有袋は3日ほどで収穫を終わりたい。次は王林で、無袋ふじにも早くとりかかりたい」という。
今年はつる割れが多く「早めに収穫を終わりたい」。収穫が遅れるとつる割れが増える心配があるためで「霜害はあったけど、ひょう害はなかった。これ(つる割れ)がなかったら最高の秋だったのに…」と話していた。
■28日付の主な掲載記事
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□青森県・岩手県ソフトバレーボール交流大会
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